スーパーコンピュータで抗がん剤開発
初の商業利用
世界最速のスーパーコンピューター「京」を使った抗がん剤の新薬開発が9月から着手される。
抗がん剤の有力候補を、多数の化学物質から分子構造などを基にして、計算によって探し出すのだ。スーパーコンピューターを利用することで抗がん剤の探索期間を半年~1年とでき、これは従来の10分の1のに短縮することになる。時間だけでなく、開発コストも減らることができる。
実施主体は中外製薬、興和、富士フイルム等で、それぞれに富士通や東京大学と連携している。
2012年2月20日