2011年6月22日水曜日

画像検査で糖尿病診断

画像で糖尿病診断、採血より早期に発見 京大が新技術

京都大学の佐治英郎教授らは、糖尿病の兆候を画像検査で診断する技術を開発した。がん検診などでなじみの陽電子放射断層撮影装置(PET)を使い、血糖値を整える膵臓(すいぞう)の細胞を観察する。動物実験に成功した。採血で血糖値を測るよりも、早期に発病の危険を検査できる原理という。症状が悪化していく様子も分かる。企業と協力して1~2年内に人で有効性を確かめる。

2011年6月21日 日本経済新聞