2011年9月29日木曜日

「効かない」治療を受けている乳がん患者


乳がん再発すると 3分の1はタイプが変化

乳がん患者の3人に1人は、最初に診断された時と再発後では、がんのタイプが変化していることがわかった。がん組織を調べる検査は通常、診断時にしか行 われず、再発後に「効かない」治療を受けている患者が相当数いる可能性が出てきた。同様の変化は、他のがんでも起きる可能性があるという。
 スウェーデンのカロリンスカ研究所が26日、欧州集学的がん学会で発表した。
 乳がんには、女性ホルモン陽性でホルモン療法が効くタイプと、女性ホルモン陰性で抗がん剤のハーセプチンが効くタイプ、いずれも効かないタイプがある。