2011年4月14日木曜日

すい臓がんに新抗がん剤

2011月4月14日 日本経済新聞
武田、すい臓がん薬の最終段階の臨床試験を国内で開始

武田薬品工業は14日、すい臓がん治療薬の最終段階の臨床試験(治験)を日本で始めたと発表した。米国の製薬大手アムジェンが作り出した新薬候補「AMG479(開発番号)」で、がん細胞の成長などに必要なたんぱく質の受容体を阻害し、がん細胞が体内で大きくなることを抑える効果が期待されている。

アムジェンが米欧などで進めているグローバル治験に武田薬品が参加し、日本での作業を担当。2014年の12月末までに治験までに治験を終え、15年をめどに国内で製造販売承認を申請することを目指す。