2011年6月13日月曜日

病勢コントロール率95%の肝臓がん新薬

化学剤とSIRT併用の肝がん治療を臨床試験=豪サーテックス


肝臓がん標的治療薬開発大手の豪サーテックスは、肝がん患者を対象に同社製 マイクロスフィア「SIRスフィア」を使用したSIRT(選択的内部放射線療法)とカペシタビンを併用した第1相臨床試験の結果が米国臨床腫瘍学会で報告されたと発表した。試験と報告は米フォックスチェイスがんセンターが実施。試験に参加した患者は21人で、病勢コントロール率は95%だった。最低濃度グループで毒性と関連している可能性のある高ビリルビン血症などが認められたものの、併用化学療法で一般的な用量のカペシタビンはSIRスフィアと安全に併用できるとしている。

2011年6月13日 時事通信