2011年12月2日金曜日

肝臓がん、乳がん、脳腫瘍の新治療機器

超音波治療装置の適用範囲、がんの疼痛緩和やがん治療に拡大へ
 米GE Healthcare社は、主に子宮筋腫の治療に使われている同社のMRガイド下集束超音波治療装置「ExAblate」シリーズの治療対象を、がんの疼痛緩和や治療などへ広げていく。
既に、がんの骨転移患者の疼痛緩和への適用認可を米国FDAに申請済みであり、2012年にも承認される見通し。今後は、乳がん肝臓がん、脳腫瘍などの悪性腫瘍の治療や、パーキンソン病の治療などへ適用範囲を広げることを目指し、「承認に必要となるデータを集積していく」(同社)考えである。
2011年12月01日 日経BP