2011年9月13日火曜日

新頸がんワクチン


新たな頸がんワクチン発売

 製薬企業のMSD は8月下旬、子宮頸がんや性感染症の尖圭コンジローマ(性器イボ)を引き起こすヒトパピローマウイルス(HPV)への感染を予防するワクチン「ガーダシル」を発売した。

 国内では既に、2009年に発売されたグラクソ・スミスクライン社の「サーバリックス」が子宮頸がん予防ワクチンとして使われており、新たな選択肢が加わった。
 HPVは100種類以上あるが、子宮頸がん発症原因の約65%、特に20~30代の若年層では80~90%を16型と18型が占めている。ガーダシルはサーバリックスと同様、これら2タイプの感染を防ぐのに加え、尖圭コンジローマの原因となる6型と11型の感染予防効果も持つ。

2011年9月13日 47news