2012年3月1日木曜日

乳がん、前立腺がん新薬の治験フェーズ3を開始

前立腺がん、閉経前乳がんの新薬治験がフェーズ3へ
独自のマイクロカプセル製剤技術により徐放性製剤として開発した前立腺がん・閉経後乳がん治療薬リュープリン(一般名:リュープロレリン酢酸塩)の治験フェーズ3が開始された。
多施設共同・無作為化・非盲検比較試験で、前立腺がん患者、閉経前乳がん患者を対象として、それぞれ約160名の患者登録。同剤は当初1日1回投与であったが、日本では現在は1カ月製剤、3カ月製剤が既に承認済み。
今回は、6カ月に1回投与する製剤の国内フェーズ3を開始する。ちなみに、6カ月製剤は欧米では既に発売されている。